PIITsの裏側で進んでいるもう一つの挑戦

2019/06/07 担当者ブログ

こんにちは、Yukaです。

早いもので学生が来日し、インターンシップ3週目も終わりを迎えようとしています。

私は運営側として2週間に一度、受入れ企業様を訪問させていただき、メンターの方々や人事担当者の方々に学生のフィードバックをいただいています。

その際に各学生とも10分〜15分ほど面談を実施しており、プロジェクトの進捗状況はもちろん、社内外での生活、週末何をして過ごしたのかも聞いています。

毎年このタイミングで学生に「今のところ一番美味しかったランチメニュー」を聞いているのですが、今年は「ハンバーガー」という答えが多かった印象です。牛肉、食べてもいいの?という心の声はそっとしまっておきました。今年の学生は来日初日にステーキを食べに行った猛者もおり、比較的食に対してチャレンジグな学生が多い印象です。

週末出かけた場所に関しては、圧倒的に「上野動物園」が人気でした。お目当てはもちろんパンダ。インドにはパンダを見られる動物園はないようです。21歳前後の彼らが集団でパンダを見に1時間並んでる姿を想像すると、ちょっと微笑ましいですね。

来日直後は、未知なる国での生活対する期待が80%、そして新しい環境・職場に適応できるかどうかの不安20%の顔をしていた学生達。だいぶ日本での生活にも慣れてきたようで、運営スタッフ一同すこし安心しています。

 

さて、ここまでは従来のPIITsのお話をさせていただきましたが、今年はこのPIITsと平行して、もう1つ新たなプロジェクトを進めています。

それがインド情報技術大学とのリモートインターンシップです!

こちらの大学、英語名はIndian Institutes of Infomation Technologyといい、頭文字をとって通称IIIT(トリプルアイティー)と呼ばれています。インド国内に23校あり、今回はその中でもIIIT Vadodara校と一緒にインターンシッププロジェクトを実施しています。

「インド工科大学じゃないなら、PIITsではないじゃないか」という声が聞こえてきそうですが、その通りです。これはPIITsとは別のプロジェクトとして実施しています。

ありがたいことにPIITsというプロジェクトは今期で4期目を迎え、今まで訪問していないインド工科大学を含め、インド各地の大学から学生をインターンシップに参加させることができないかと声がかかるようになりました。

その中でも、このインド情報技術大学からはリモートでのインターンシップ実施を提案され、かつ、弊社のクライアント企業様の中にもリモートを希望する企業様も何社かあったため、今回の実施が決定しました。

PIITsで来日している学生同様、インドでも現在日本への就業を目指し、プロジェクトに取り組む学生がいる。そのことをお伝えできたらと思い、今回あえてこちらのブログで紹介させていただきます。

初回となる今年度は4名の学生がインターンシップに参加中。インターンシップ期間はPIITs前半組と同じく5月20日から7月19日までの2ヶ月間実施します。

学生の夏休み期間を利用し、対面で一緒に働くのか、それともオンラインで一緒に働くのか。一緒に働くという「体験」を通して採用・就業の機会を提供しているのはPIITsと同じですが、ここが従来のPIITsと大きく、そして唯一異なる点です。

リモートワークなので基本的なやりとりはSkype会議とチャットベース。今回の企業様は主にChatworkを使用しています。

時差が日本とインドでは3.5時間ある関係上、日本時間12:30(インド時間9:00)に毎日15分ほどSkypeにてミーティングを実施。業務終了の日本時間21:30(インド時間18:00)には日報をを学生に提出させています。

日報で学生からの進捗報告を踏まえつつ、翌日のSkypeミーティングにてその日の目標を決定し、プロジェクトを日々進めています。どんなプロダクトができあがるのか、私も楽しみにしています。

 

PIITsとは異なり、学生を日本に来日させる費用がかからない点も、リモートインターンシップを実施する大きなメリットの1つです。

インドからエンジニア学生を採用したいものの、費用的にPIITsの実施は難しいスタートアップ〜ベンチャー企業様、もしくは、初めてリモートにてインターンシップを実施してみたい企業様におすすめしております。詳しい内容はぜひこちらからご連絡ください!

また、来年はインド工科大学ともリモートインターンシップを実施できるよう調整を進めています。新しいインターンシップ経由採用の1つとなるよう、こちらも引き続きサポートしてまいります。

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