そうだ登山しよう!感動体験を共有してチームの結束力をUP

2017/10/12 インド人学生が見た日本

約1ヶ月半ぶりのブログ登場となります。

みなさんお元気ですか。

ここのところ私が所属する新規事業を扱うグループのプロモーションで頭を悩ませているONOです。新規事業やスタートアップなど何か新しい取り組みやサービスを世に周知させるのは本当に難しいことです。

さて、当ブログでもすでに紹介している通り、私がいる職場も9月から2名のインド人エンジニアを迎え入れ新体制がスタートしました。最近ではグループLINEで考え方や価値観を積極的に共有するなど、少しずつではありますが彼らとのコミュニケーション量も増えててきました。

平日に限らず、週末も彼らと時間を共にすることもあります。先日の3連休の最終日は、彼らと一緒に千葉県安房郡鋸南町にある鋸山に行ってきました。チームビルディングでお悩みのチームリーダーのみなさん、チームワークには感動体験の共有がオススメです。

 

若者も注目「インスタ映え」スポット鋸山


最近メディアでよく「インスタ映え」という言葉を耳にします。若者に人気のアプリケーション、インスタグラムに掲載して画像が映えるような、お洒落なお店、幻想的な空間や景色などの非日常、思わず突っ込みたくなるようなミスマッチや違和感などなど、インスタグラムに画像を投稿した際にlike(ハートマーク)が沢山付きそうな材料になるものを指します。

ちなみにこのインスタグラム、日本国内の月間アクティブユーザーも今や2000万人まで増加しており、若い女性(特に20代)に人気のアプリケーションです。私、ONOも細々とやっておりますが、なかなかlikeが付かないですね。(感性がおじさんということでしょうか)

さて、そんな「インスタ映え」するスポットが日本国内にも数多くあるわけですが、この鋸山は首都圏にあり、都心からもほど近いため、最近隠れたインスタ映えスポットとして、ひそかに話題になっているとかいないとか。

鋸山の概要

住所 千葉県安房郡鋸南町鋸山
電話 0470-55-1103
最寄り駅 内房線「浜金駅」、もしくは「保田駅」
車でのアクセス 館山道「鋸南保田」
拝観料
  • 大人600円
  • 小人(4~12歳)400円

鋸山全体が境内となっており、拝観は有料となっている。「地獄のぞき(山頂)」や「日本寺大仏」、「百尺観音」などで有名。

 

鋸山について少し調べてみると

 

標高は329.4m。 房総丘陵の一部分を占めるが、内陸部よりも海岸線(東京湾)に近い。山は凝灰岩(ぎょうかいがん)から成り、建築などの資材として適している。そのため古くは房州石と呼ばれ、良質石材の産地として、江戸時代から盛んに採石が行われた(石切場跡は現在も残存する)。結果、露出した山肌の岩が鋸の歯状に見えることからこの名で呼ばれるようになった。

(ウィキペディアより引用)

 

との事。つまり自然が生み出した造形美ではなく人の手によって(ある意味)形作られた山ということになります。そうだったんですね。これには少し複雑な思いもありますが、初めて訪れるので、それでも期待感は大です。

D橋ファミリーとインド人2名、ラブとゴパール(長すぎますね、以下D橋パーティー)、そして私たちファミリーは現地(しかも山頂)で落ち合いランチというプランでしたが、結局のところお互いが目指していた山頂の解釈がDifferentであったため(D橋パーティーは鋸山のリアルな山頂、私のファミリーは日本寺エリアの山頂を目指していたことが原因。鋸山で現地集合、特に山頂の場合、山頂は解釈により2通りあるので注意が必要です。まぁそんなことしないか)お互い違う山頂で別々にランチという結果に。

昼食後に私のファミリーがいる山頂までD橋パーティーに移動してもらい合流、落ち合うまでになんと4時間もかかりました。(改めてコミュニケーションの重要性を痛感)

そんなこんなですったもんだもありましたが、合流後は一緒に鋸山日本寺エリアのスポットを回りました。

百尺観音とそこから見上げる地獄のぞき(山頂)

山頂からの眺め

やはりインスタグラム効果でしょうか、山頂にはこういった場所にはややミスマッチな若い女性や海外からの観光客も多く、中には、ヒールやサンダルで来ている人も。自撮り棒などを使い思い思いの写真を撮っていました。

また、山頂まで約1時間半歩き続けた、ラブやゴパールも山頂では満面の笑みでした。眼下に東京湾を見下ろしながら心地よい潮風に触れていると疲れも癒え、気が付けばみんな自然と笑顔、そして話も弾みます。

階段も急で、移動にはかなりのアップダウンを伴います。山頂を後にし、日本寺大仏へ。巨大な大仏にラブとゴパールも興奮しているようでした。インスタグラム用?と思われる写真も撮影。

実はここでも日本とインドの友好関係を伺わせるエピソードが…

1989年(平成元年)5月、インド国政府により、日印親善と世界平和を祈念して、釈尊成道の聖地、ブッダガヤの聖菩提樹(釈迦がこの木の下に坐して悟りを開いたと言われる)の分木が日本寺へ贈られ、大仏広場に植えられている。(ウィキペディアより引用)

とのことで、レプリカではあるもののインドの国章となっている「四獅子像初転法輪石柱」がありました。当然彼らは、これを知っていたようでした。(事前に調べたのかもしれませんが)

彼らと一緒にいて感じさせることは、日本のことも含め、本当に色々なことを知っているということ。年齢は私よりはるかに下ですが本当に感心させられます。色々な意味で世界最高峰かもしれません。

さて、登山でもハイキングでも、一緒に何かを体験して、感動(そんな大げさじゃなく、ちょっとした喜び、ハラハラとか)を共有することは、実はチームの結束力を高めるのに非常に有効なことではないかと思います。チームリーダーのみなさん、チームの雰囲気がどんよりしていたら山に登りましょう。

チームの結束力を高めるために次はバーベキューを開催予定です。

現場からは以上となります。それではまた(SEE YOU)

 

 

 

 

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