インドはなぜIT大国となったのか

インドは世界第2位の人口を誇り、GDPは2年連続7%増加という成長中の国です。
また、理数教育の充実は有名で、世界のエンジ二アの約1割がインド出身といわれています。

そもそも、どうしてインドにはエンジニアが多いのでしょうか。

長年インドの経済発展を妨げていると言われたのが「カースト制度」。実はこの制度がIT分野に対しては追い風となり、優秀なIT人材の輩出に影響を与えています。

ITという分野は、新しいがゆえカーストのどの階級の仕事にも当てはまらず、自身の努力だけで職に就き得る分野として、多くの若者に人気となりました。

「インドでは、エンジニアになってから人生がはじまる。」

そんな言葉が口にされるほどにインドでのIT教育は盛んとなり、その結果、多くの優秀なエンジニアが誕生しました。

インド工科大学(IITs)ってどんな大学?

インド工科大学(IITs)は、世界最高峰の理系学生を育成するためにインド政府により設立された大学です。1947年にイギリスから独立し、初代インド首相となったネルー氏は、技術を基礎にした工業化と近代化が急務だと考え、人材育成機関の開設に尽力します。そして、1951年にアメリカのMITをモデルにインド工科大学(IITs)の第1校を開設しました。現在インド国内には23校あり、各校独立した組織でありながら、総体としてインド工科大(IITs)と呼ばれています。

インド工科大学(IITs)は、その教育レベルの高さ、そして何より学生の優秀さから、世界大手のIT企業をはじめ、多くの欧米企業が積極採用をおこなっており、卒業後の収入が同年齢の平均年収の100倍を超えると言われています。中でも学生に一番人気の学科がコンピューターサイエンス学科です。大学に入学した上位1/5の学生のみがこの学科に入ることができ、各大学にコンピューターサイエンス学科の学生は100名ほどという非常に狭き門となっています。

インド工科大学(IITs)、卒業生

現GoogleCEOのスンダル・ピチャイ氏、インフォシスの共同設立者であるナラヤナ・ムルティ氏や、ソフトバンクの副社長であるニケシュ・アローラ氏も同校の出身です。また、Wall Street Journalが発表した世界ユニコーン企業の経営者出身大学ランキングでは、スタンフォード大学、ハーバード大学、カリフォルニア大学に次ぐ第4位の大学です。

0から価値を生み出していくような、スタートアップ企業に向いている学生が多いことで有名です。

どんな学生がいるのか

インド工科大学(IITs)の授業は、教授が一方的に授業を進め、学生はただ聞いているだけというスタイルのものは少なく、ほとんどはプロジェクトベースの実践型授業です。

なぜ日本に目を向ける学生がいるのか

シリコンバレーに本部を置く世界大手IT企業群を始め、世界中の企業が採用アプローチをかけるインド工科大学(IITs)。欧米企業では日本円にして3000万円もの初任給を用意するところもあるくらいです。しかし、日本企業ではそのような条件はなかなか提供できないでしょう。では、金銭面での条件が欧米に劣る日本企業に対し、はたして学生は興味を持つのでしょうか。

実は、学生の中には日本への就業を希望する者がたくさん存在します。きっかけは、アニメなどのポップカルチャー、侍や寺院といった歴史関連、和食を筆頭とした多彩な食文化などです。また、安全で衛生的な生活などが彼らの日本での就業希望を後押ししています。

加えて、インドではテクノロジー大国として名が挙がるのは米国と日本です。世界トップレベルの技術や商品を有する企業の存在も、彼らにとっては日本の大きな魅力となっています。

その結果、「日本で働く」という選択肢が提示された際に、多くの学生が今まで身近でなかった文化の中に飛び込み、挑戦したいと考えるようです。

PIITsでは、日本での就業を強く希望している学生と、優秀な人材を採用したいという企業のマッチング、そして就業サポートを行っています。

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